織田信長が天下統一できた理由は「金で雇った弱い兵を最大限活用する」方法を知っていたことが大きな理由です。
今を生きる私たちは「自分は弱いから、、」「何をやってもダメ」「自分に自信がもてない」と思い悩む事が多いですが織田信長が「弱い兵を最大限に活用する方法」から学んでみませんか?
一点突破する
織田信長は桶狭間の戦いで、圧倒的な不利な状況から一点突破をすることで大将の今川義元を討つ事ができました。
弱い兵たちでも、一つの事に集中させたことで兵力や数に劣っていても勝てたのです。
弱い自分を変えるとしたら「一つの事」に集中してみると良いかもですね。
武器を変える
戦国時代の合戦イメージは「日本刀で斬りまくる」イメージがありますが、ほとんどは遠い場所からの攻撃でした。
主力は足軽部隊が使う「槍」で3m〜5mもの長さの槍を使う事が多かったそうです。
織田信長が若い頃、主力武器である槍の長さを5mから6m半ほどに伸ばし、どの戦国大名の足軽が使う槍よりも長いものに変更しました。
弱い兵は臆病なので、なるべく遠くから攻撃できる武器をもたせのですね。
弱い私たちの武器は何でしょうか?
接近戦ではなく、遠くから戦えるような武器に変えてみたらいいかもしれません。
効果が高いものを揃える
織田信長が武田の騎馬隊を破った「長篠の戦い」では、鉄砲隊が大活躍しました。
鉄砲隊を戦いの全面に幾重にも配置できたのが勝利の一因です。
弱い自分を変えるのなら、今一番効果的なものを前面に出す事を考えて変えてみたらどうでしょうか?
味方に考えを漏らさない
桶狭間の戦いでは、一点突破する直前まで味方に策を伝えていません。
攻撃前夜は普通攻めるための戦略会議をするものですが、世間話で終わったと言われています。
既に織田信長の中では一点突破することを考えて周到に策を練っていましたが、味方から敵に策が漏れるのを避けるためだったのです。
周りに相談するといろいろなアドバイスをしてくれると思いますが、ときには自分の考えをじっくり見つめてもいいのでは?
根回しを周到に行う
織田信長は今の私たちから見ても非常に合理的な戦国武将でした。
例えば、強い相手だった武田信玄や上杉謙信には、まだ織田信長の勢力が弱い時に攻められないよう贈り物を送ったりしています。
合戦自体も好きだった訳ではなく、焼き討ちで有名な比叡山延暦寺も、戦をしかける前に和議を求めています。
そんな織田信長に学び、私たちも自分たちが立ち回りしやすいように根回し(事前交渉)をすると良いかもですね。
専門性を磨く
織田信長の軍団には城を造る専門家集団、道を造る専門家集団などが存在していました。
他の戦国武将の多くはそのような人員ではなく戦をする兵ばかり増強していましたが、織田信長は戦に勝つためには兵や食料を運ぶ道路を作ったり、敵の拠点近くに城を作ることの重要性を分かっていました。
織田信長は特に専門性がある部下を重宝していたようです。
私たちも、今は弱い自分だけれど、世の中に受け入れられる専門性を見つけて磨くと道が開けるのではないでしょうか?
質よりも量
織田信長が弱い兵を金で雇い続けたことは、質よりも量が大事だと考えていたためです。
ある程度の量があれば、多少質が低くても実現できる戦略が増え、実際に長篠の戦いでは鉄砲隊の組織を普通の合戦の3倍以上配置しています。
私たちが弱い自分を変えるとき、質の高さを目指すのではなく「絶対的な量」を増やす行動をするのがいいかもしれません。
例えば毎週本を1冊は絶対に読むなど。
ちょっとしたことでも積み重ねると絶対的な量が増えます。
まとめ
歴史上の人物の中でも織田信長はずば抜けた才能の持ち主で、誰もできなかった天下統一を果たしました。
そんな織田信長から学んでみてはいかがでしょう?