電車の席、さりげなく譲れてますか?
下手に譲るそぶりをして断られたときのことを考えると、優先席が空いていても座りたくない、というのが人情だと思います。
お年寄りに電車の席を譲るかどうかのマナー
一番難しいケースですね。
下手にお年寄り扱いをして「そんな風に思われてしまってるのか、、」と悲しい思いをさせることになるかもしれないからです。
今までの経験では、「足元が多少ふらついている」「杖をついている」方に声掛けすると100%席譲りが成功します。
こういった方に席を譲るポイントは、見かけたらなる早で席を譲ることですね。
目の前でしんどそうにされるのを見るとなかなか声掛けができないので。。
見た目ではかなり高齢だけど、ふらつきもほとんどなく目線が下ではなく前を向いている方には声をかけない方が良いでしょう。
子供連れに電車の席を譲るかどうかのマナー
子供連れのお母さんに声をかけて、迷惑がられることはほとんどないので安心してください。
ただ、小学一年生くらいだと難しいところですが、明らかに子供がつかれていて座りたがっている場合は声をかけてみると良いと思います。
ただ、抱っこ紐を使っているお母さんの場合、座ってから立ち上がることが大変なので、あえて立っていることがあります。
私は一度このケースで声をかけたものの席譲りに失敗したことがあります。
ただ、高齢の方とは違い、気まずくなることは少ないのでリスクはないでしょう。
さりげない声掛けの例
声掛けの方法一つで、相手の気を悪くしたり気を使わせることになるので声掛けの言葉は大事です。
私がよく使う声掛けは「よろしければどうぞ」です。
声はあまり大きすぎず、周りの人が気が付かないくらいに声をだすのが良いでしょう。
目の前の方が対象だったら少し腰を浮かし、「よろしければどうぞ」と完全に離席する前に声掛けするのがキモです。
席を譲って断られたときの対処方法とマナー
何故、完全に席をたってから声をかけないのか、それは断られた時の対処の難易度がとても上がってしまうからです。
完全に立つと周囲の人が行動に気づくので、断られて席にもどろうとしたら皆の注目を浴びてしまいます。
どう思われるか分からないですが、私の場合ちょっと恥ずかしいですね。
また、座席譲りに断られた方がそのまま目の前にいらっしゃる場合、ちょっと気まずいです。
その場合は、目を伏せて寝たふりをするのが得策ですね。
電車の席を譲るマナーのまとめ
電車の席を譲る作法というのは、誰にも習うことがなかったのでまとめてみました。
たまに、声掛けをせずにだまって立ち去る方がいますが、それはやめたほうが良いでしょう。
相手は気づくので、「なんか悪いことしたな」とあまりいい気分にならないと思います。
「よろしければどうぞ」この一声でスムーズな電車席譲りをしていきましょう!