すごい動画が現れました。
スーパーマンにgoproつけてみた!という3分程度の動画ですが、まさに空を飛んでいる感じです。
オフィス街や住宅街を飛行し、強盗が撃つ銃弾を手でおさえやっつける。
まさに映画のワンシーンのようなyoutube動画ですが、どうやってこの映像を作ったのでしょうか?
空撮はラジコンヘリとgoproの組合せ
↑スーパーマンにgoproつけてみたの撮影裏側↑
上記動画でも語られていますが、スーパーマンが飛行しているシーンは「Phantom2」という空撮専用のラジコンヘリを使っています。
空撮専用のラジコンヘリPhantom2とは?
円盤のようなラジコンヘリにカメラが搭載され、iPhoneでヘリの映像を見ながら飛ばせる「AR.Drone」が世の中に出てきたのが2010年。
それが進化し空撮専用のラジコンヘリがいくつか登場し、その中でも群を抜いているのがDJI社が出している「Phantom」シリーズです。
空撮専用ヘリPhantomは、「簡単」「軽い」「高機能」ということで大人気のようです。
「スーパーマンにgopro付けてみた!」でも使われた最新型のPhantom2は前作Phantom1と比較して「バッテリー容量が2倍」「パソコンと簡単接続」「オプション対応幅が広がる」といったバージョンアップがなされているようです。
アクションカメラの代名詞gopro
芸人さんがバラエティ番組の絶叫系シーンで必ずヘルメットの先につけているカメラが「GoPRO」です。
頑丈でハイクオリティな映像が撮影できるので全世界で大人気なアクションカメラで、PhantomシリーズのカメラはGoPROで撮影することを前提に作られています。
スーパーマン飛行動画の画質は非常に高かったと思いますが、この小さなカメラで撮影されたものです。
日本で撮影できる?
スーパーマン動画と同じような映像を撮影したいと思ったのですが、果たして日本で撮影できるのでしょうか?
調べてみたところ、「できなくはないけれど難しそう」というのが正直なところです。
住宅街やオフィス街でラジコンヘリを飛ばせるのか?
法律的には問題ないようですが、騒音や危険といった理由で迷惑防止条例違反になりそうです。
都内や大都市では難しそうですね。
日本の電波法の問題でリアルタイムに手元のモニターでヘリからの映像を見れない
これが一番痛いと思うのですが、ヘリからの映像を送ることができるのに、日本国内では法律の問題で使用禁止になっています。
スーパーマン動画の撮影裏側では、リアルタイムモニターだけ見ながら操縦されていたので、撮りたい動画を撮影するにはモニター操作ができないと無理でしょうね。
まとめ
誰でも空撮専用のラジコンヘリを購入し、空からの素晴らしい映像を撮影できる時代になりました。
安いといってもカメラ含めて10万円程度するので一個人の趣味としては少々高いですが、スポーツ主催者が空からの映像をプロモーションビデオなどのために撮影する、といった場面では使えそうですね。
例えばスタジアムではなく平坦な場所でサッカーの試合が行われていた場合、空撮することでゲームの流れがよく分かる動画が撮影できそうです。
アイデア次第では活用の幅が広がる空撮動画、ますます盛り上がりそうです。