猫背に苦しんだ33年がやっと改善されてきました。
整体師の先生から「この歪みは治らないね・・・」とまで言われたわたしが猫背を改善した方法。
それは「肩甲骨周りを意識して動かす」「インナーマッスルを鍛える」「椅子に浅く座る」の3つです。
猫背を自覚した18歳の夏
自分が猫背だなんて全く思っていませんでした。
中学高校とずっとスポーツをしてきたので体には自信があったのですが、1年ちょっとの受験勉強で体は劣化。
やっと入った大学生活は楽しむぞ!とサークル活動に励んでいましたが、女の子のある一言が猫背を自覚することに。
「あれっ、座ってたら小さいと思ったけど、意外と背高いんだね」
初めて座っているときの姿勢が悪く、背が低く見えていたことに気付きました。
姿勢を良くすると腰がいたくなる
それからは背が高く見えモテるように(?)座っているときの姿勢に気をつけましたが、10分もすると腰が痛くなってしまう有り様。
猫背を治すよりも腰痛の方がひどくなってしまい姿勢をよくする試みは失敗しました。
猫背は良くならないものだ
それから何年も猫背を矯正しようと意識は高めていましたが、何をやっても気持ちだけ空回りするような状況で、自信がなくなっていきました。
結論は、「猫背は個性。治らなくっても一生付き合っていこう」と変に達観してしまいました。。
整体師に教わった3つの方法
デスクワークばかりしているからか、あまりにも腰が痛くなってしまったのである有名な整体師の先生にカウンセリングと施術を行ってもらいました。
結果としては、「筋肉の質は良いけれど歪みがひどすぎる。よくこれで日常生活が送れるね」といったニュアンスの言葉。
通いつめれば治せるか確認すると、「完全に治すのは難しいけれど、数回通ってもらえれば整えることはできる」とのこと。
長年、猫背を放っておいたツケがまわってきました。
ただ、整体師の先生から言われたのは「自分で意識をすれば猫背を良くすることはできる」という言葉。
歪み自体を治すには治療しかないけれど、凝り固まった上半身の筋肉をほぐし、弱まっている筋肉を補えば姿勢はよく出来るとのこと。
3つのポイントとして教えてもらった内容を書きます。
肩甲骨周りを意識的に動かす
人間の先祖が4本足で移動していた頃のなごりで肩甲骨周りの筋肉量は多いけれど、現代で肩甲骨周りの筋肉を使うことはほとんどないという話でした。
肩甲骨周りが萎縮してしまいうことが、猫背の大きな原因の一つだそうです。
動かす方法は特に何でもよいとのことだったので、わたしはデスクワークの合間1時間に1回は肩甲骨の筋肉を意識して肩を回すような運動を30秒間くらい行っています。
インナーマッスルを鍛える
猫背はインナーマッスルが弱まっているために引き起こされる現象のようです。
さらにわたしは腰痛持ちでしたが、腰痛は背中の筋肉が強くお腹の筋肉が弱いためなってしまうことが多いとのこと。
インナーマッスルとは背骨やお腹まわりの大きな筋肉群のことで、健康になるにはインナーマッスルを鍛えた方が良い、といった本が売れていますね。
わたしは「プランク」という腕立て失せのような態勢を維持してなるべく動かないトレーニングを週5回ほど実施しています。
椅子に浅く座ること
日常で簡単にできることですが「椅子に浅く座る」ことのメリットは多いと先生に教えてもらいました。
腰痛があるうちはムリしないように言われましたが、肩甲骨周りの筋肉とインナーマッスルを鍛えたためか、今では1時間程度は椅子に浅く座り続けることができます。
もちろん浅く座るときは、お腹に力をいれて背筋を伸ばして座ってくださいね。
まとめ
猫背を治すために整体師の先生に教えていただいた方法を素直に続けていたら、猫背はもちろん腰痛もなくなりました。
最初はつらかった3つのポイントですが、人間の体は変わるものですね。
マッサージや整体を否定しませんが、是非いちど「猫背を治す3ポイント」をお試しください!