話題のLINE電話のことをよくよく考えてみると、ガラケーを使ってる人のほとんどがスマホにしたほうがお得かもしれません。
ガラケーとLINEを電話を利用したスマホでどちらがお得になるか実際に比較してみました。
営業マンが仕事で携帯を使う場合
最近は携帯電話を会社から支給されるのではなく、個人の携帯電話を利用することがありますよね。
外出先から電話をかけることが多い営業マンを想定してみます。
固定電話への想定通話時間:月に150分
取引先に出先から電話をかける機会は多いと思います。
一件あたりの通話時間は10分程度だったとしても、15件かけると150分程度になりますね。
携帯電話への想定通話時間:月に60分
携帯電話への電話はそれほど多くはないかもしれませんが、同じように外出している上司や同僚とやりとりするには携帯電話にかけることがあります。
簡単のために、同一キャリアの場合無料になるケースは除外して60分と仮定します。
ガラケーの月額トータル料金
今回はソフトバンクの「301P」というオーソドックスな携帯電話を新規購入した場合を想定します。
新スーパーボーナスに加入し端末料金を24回払いにすると、携帯電話本体を実質負担金は0円となります。
月々の基本料金
ソフトバンク同士は1時〜21時まで無料となる「ホワイトプラン」と、全体的に通話料金が安くなる「Wホワイト」を利用することとします。
今回想定している通話時間だと、Wホワイトに加入した方が安いです。
それぞれ月額基本料金は980円なので、合わせて1960円です。
メール利用などは想定していないので、それ以外のオプションは含めません。
月々の通話料金
Wホワイトを利用している場合、携帯電話でも固定電話でも1分20円で通話可能です。
固定電話への通話:150分 x 20円 = 3000円
携帯電話への通話:60分 x 20円 = 1200円
月々の合計料金
基本料金:1960円
通話料金:4200円
合計金額:6160円
まあ、普通ビジネスで携帯を使うとなると、月額料金はこの程度になるのではないでしょうか。
スマホ(iPhone5c+LINE電話)の月額トータル料金
スマホでは安い部類に入るiPhone5c(16GB)を新規購入したことを想定します。
端末料金を24回分割払いにすると割引で実質本体料金は0円となります。
月々の基本料金
基本料金として必要なのはホワイトプラン980円、S!ベーシック315円、パケットし放題フラット for 4G LTE 5460円です。
LINE電話での通話は電話回線ではなくネット通信を利用するので、「パケットし放題フラット」は必須です。
現時点(2014年3月)は、iPhone5c購入サポートで10ヶ月は毎月1000円割引となります。
合計金額は5755円となります。
月々の通話料金
LINE電話とLINE電話30日プラン(携帯+固定)を利用することを想定します。
固定電話への通話料金:150分 x 3円 = 450円
※LINE電話の固定電話への通話料金1分3円
携帯電話への通話料金:60分: 390円
※LINE電話30日プランを利用(月60分まで)
※実際には固定電話と携帯電話合わせて60分とのことなので、厳密には携帯電話だけで利用できるとは限らない
月々の合計料金
基本料金:5755円
通話料金:840円
合計金額:6595円
※iPhone5c購入後10ヶ月まで。それ以降は1000円上乗せ
LINE電話をうまく使うと、この程度の料金で抑えられるようです。
まとめ
今回のシミュレーションでは「通話」のみに特化したのでガラケーを利用したほうが少しお得になりましたが、実際にはショートメールの利用などがあるのでトントン、といったところでしょうか。
今までは「パケット代金」の差で圧倒的に高い印象があったスマホですが、LINE電話の登場により通話料金を合わせて考えるとガラケーと比較しても高くは感じないですね。
さらに電話を利用する時間が長い方は、圧倒的にスマホ+LINE電話の方が安上がりになりそうです。
今ガラケーで通話料金が月に5000円程度かかっている方は、スマホへの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか?