ちょっとしたアポの待ち時間などはドトールで過ごすことが多いですが、理由はコーヒーの単価が安いから。
スタバとドトールがあれば、必ずドトールをチョイスしています。
消費税増税に伴い、ドトールコーヒーの主力製品「ブレンドコーヒー」「アメリカンコーヒー」Sサイズが200円から220円に値上がりましたが、他のコーヒーショップと比較して破格の安さです。
なぜドトールがこの値段でやっていけるのでしょうか?
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ドトールコーヒーが220円コーヒーでやっていける理由
狭い→家賃が安い
ドトールの席はかなり狭いです。
一人がけ用の席は隣の人と肘がぶつかる程度の狭さで、例えるなら吉野家と同じくらいでしょうか。
気になる人はゆっくりできない狭さですが、そのため家賃を安くできるはずです。
少し奥まっている→家賃が安い
さらにドトールの店舗は駅から少し離れていたり、狭い路地に面していたりします。
スタバなどは一等地で営業していますが、ドトールは少し日陰で営業しているイメージでしょうか。
私がよく利用する店舗は近くにエクセルシオールがあり競合しそうですが、あまりに狭い路地にあるのでドトールの存在を知る人が少ないです。
そのためドトール利用者は常連ばかり、といった感じがします。
店舗販売商品で利益を上げている
家賃を安く抑えるだけでなく、店舗で販売している持ち帰り商品で稼いでいるのがドトールの戦略だと考えられます。
ぱっと見は高いアイスコーヒーがバカ売れ
ドトールのアイスコーヒーは愛飲者が多く、店頭でもよく売れているのを見かけます。
1000ccで520円しますので、スーパーで購入するアイスコーヒーの2倍以上の値段です。
ですが、ドトールでアイスコーヒーを飲むことを考えると少しお得な金額なので、家で本格的なアイスコーヒーを飲みたい方が多く購入しています。
ドトールは安価に質の良いコーヒーを提供してファンを作り、その味を家で楽しみたい方に持ち帰り用アイスコーヒーを販売し利益を上げているモデルだと想像できます。
まとめ
ドトールはちょっとした路地にあることが多いですが、駅近くにありコーヒー単価が安いのでちょっとしたアポ時間の調整や時間がないときのランチなどでとても便利に使っています。
表面的には利益がほとんどないかもしれませんが、ファンを作ることに注力し後から高利益の商品を販売する手法を意識的に実施しているのならば、緻密な戦略をもった会社ですね。
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