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織田信長の天下統一とLINE戦略を照らし合わせてみた

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InRed特別編集 大人のためのLINEのトリセツ。 (e-MOOK)

LINEビジネスコネクトの記事を昨日書きましたが、織田信長がLINEを生み出した人物だとしたら今回の3戦略をどのような意図で出してきたか、想像してみました。

利用料金が一番オトクなLINE電話でユーザーを増やす

織田信長は楽市楽座や関所の撤廃により、自分の城下町に人と物、金の流通量を増やす経済政策を積極的に実施しました。

その結果織田信長に入ってくる金銭が増え、天下統一のために必要な「金で雇う兵」を増やすことができました。

LINE電話は、固定電話への通話も「1分2円」というとんでもないプランを提示しています。

これはまさに「楽市楽座」状態。

規制を徹底的に廃止して、自分のところに「ヒト・モノ・カネ」を回すための仕組みをぶつけてきました。

LINEスタンプでクリエイターを集約させる

織田信長は石垣を組むプロフェッショナル集団「穴太衆(あのうしゅう)」など、土木の専門家集団も数多く雇っていました。

それは戦で勝つためには「短期間で城や道路を作る必要がある」からでした。

LINEの場合、ユーザーが利用する「スタンプ」が競合サービスに打ち勝つコンテンツです。

スタンプ作りのため、「クリエイター」を一気に引き込みLINEサービスが他サービスに先駆けて市場を独占するための戦略と考えられます。

LINEビジネスコネクトでデータのインフラになる

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織田信長は比叡山延暦寺の焼き討ちや石山本願寺とは「政教分離」のため徹底的に戦いましたが、戦国武将とは無理な戦いをせず、提携を重ねてきています。

後に裏切られる浅井長政や荒木村重など有名ドコロ以外にも、数多くの提携を行いつつ天下統一を進めました。

LINEビジネスコネクトは、まさに数多くの企業と「提携」し天下統一への礎になりそうです。

お互いにメリットがある形での提携で、現時点ではLINE以上に提携するメリットがあるサービスはありませんので、多くの企業が提携に乗り出すでしょう。

織田信長の天下統一とLINE戦略のまとめ

LINEが打ち出した戦略は、数年後は世界統一されているほどインパクトのある戦略です。

織田信長も日本国内統一の先に大陸を目指していたように、LINEも世界を見据えて戦略を出しています。

2020年までに営業利益1兆円を目指しているソフトバンクがバックにいるような噂もありますので、本当に世界が変わるかもしれません。

この時代に生きて目の当たりにできる私達は、1ユーザーで終わるか共に伸びていく側にまわるのか、選択するタイミングなのかもしれません。

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